理学療法士、バイクの免許を取りに行く【④ 3時間目〜4時間目】

理学療法士、バイクの免許を取りに行く【④ 3時間目〜4時間目】 バイク
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こんにちは、おばんです。

今回は3時間目と4時間目の内容です。


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1. 3時間目

3時間目のスタートは前回の復習も兼ねて、外周走行を行いました。

前回から少し日が空いたので、感覚を覚えているか不安でしたが、発進と停止、外周走行は問題なく行えました。その日の担当の教官に『初めてにしては慣れてるね〜。』なんて言われたので、「そんな事ないですよ〜。」と謙遜しつつ喜んでいたと思います(笑)

まぁ褒められて嬉しくない人はいないと思いますし、良しとしましょう(すぐ調子に乗る男で困りますね)。

一通り前回の復習を終えた後、今回は一時停止の道を含めた交差点の走行を練習しました。一時停止の交差点では、左右に壁が設置してある為、一時停止後に少し前に出て左右を確認する必要があります。

手順としては

  1. 普通に発進(アクセルを軽く回し半クラ)
  2. バイクが進み始めたらアクセルを緩め、クラッチ操作とリアブレーキを使用しつつ少し前に進む
  3. 左右の視界が開けたらフロントブレーキも使用して停止
  4. 左右確認し再度発進

こんな感じでそこまで難しくはないと思いますが、慣れない低速でふらついたり、リアブレーキを使わずフロントブレーキを使って勢いよく止まったりしたり危なっかしい感じでした。

教官に細かく教えてもらいつつ、「今度こそは!」と思い交差点に進入したところ、『あー!ダメだよ!』と教官から言われました。

「えっ?何で?」とポカンとしていましたが、それもそのはず、一時停止を止まってなかったんですよ。

自分でもアホかと思い反省しました。一つに集中し過ぎて他が疎かになる典型的なパターンです…

何回か練習すると慣れてきてスムーズに行う事ができました。フロントブレーキとリアブレーキの特性と使い所を理解しないといけないですね。

特にこの動作は街中での走行時に多用する事が考えられる為、精度を高めていかないとなぁと感じました。

もうすぐ3時間目も終わるかなという時に、教官から『次の時間はスラロームをやるから、少し体験しておきましょう。』と話がありました。

どんな事をしたかというと、車用のS字レーンの走行練習でした。バイクの教習において、S字走行やスラローム走行といった蛇行運転をする課題があるのですが、まずその動きを車用のS字レーンで体験しましょうという訳です。

ここでのポイントはとにかく目線です!

目線を下げず曲がる角のその先を見ながら曲がる、あくまで遠くを見て下の方(ハンドル近く)がぼんやり見えるくらいで大丈夫で良いそうです。バイクは自分が見ている方向に進むので、目線が下がっていると曲がりきれないので注意が必要です。

実際、教官が運転するバイクの後ろを見ながら走行しましたが、恐怖感から目線を下げてしまう事が多かったです。車用のS字レーンなので曲がりきれない事は無かったですが、まだまだ練習が必要だなと実感しました。

あと教官から左発進が大回り過ぎるとの事で、コツを教わりました。

  1. 左に曲がる時、ハンドルを左に少し切って車体も左に少し傾けておく
  2. 発進時、左肘を少し畳む感じにしたまた進行方向(遠く)を見ながら曲がる

そうすると良いみたいです。僕は低速がそもそも不安定なので、そんなに上手くできませんでしたが、これも練習あるのみだと思います。


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2. 4時間目

4時間目からは二輪免許の課題でもあるスラロームと一本橋を練習しました。

僕が行った教習所では全体のコースの端にスラロームと一本橋のコースがあり、スラローム後に一本橋を実施する流れでした。

初めての課題なので、最初は教官の後ろに乗せてもらいながら教えてもらいました。

教官から教えてもらったポイントは

  1. スラロームは2速で実施
  2. 最初は大回りする感じでゆっくりで大丈夫
  3. 慣れてきたらハンドルを切った後アクセルを軽く回す(曲がる時にアクセルを回すと車体が真っ直ぐに戻る)
  4. その時パイロンとパイロンの真ん中くらいでアクセルを回せると良い、真ん中越えたらまたハンドルを切ってアクセルを軽く回すの繰り返し
  5. リズミカルにできると良い
  6. 目線は1個先のパイロンを見る感じ
  7. ニーグリップを徹底、ニーグリップしないと身体が安定しない
  8. 8秒以内にクリアを目指す

こんな感じでした。

ちなみにフロントブレーキは使わず、リアブレーキでスピードを調整する必要があります。なぜならフロントブレーキを握り込んでしまうと前輪タイヤがロックしそのまま転んでしまうからです。

低速走行や蛇行運転などのスピードを調整する場合はリアブレーキを使用した方が良いとの事でした。

色々教えてもらい、やってみましたが、ゆっくりで大回り気味ならば簡単です。慣れてきたらハンドルを切り車体が傾いている時にアクセルを軽く回すのですが、これがなかなか難しかったと思います。

アクセルの加減はやって覚えるような感じなので、ひたすら練習ですね(笑)

あと教官から、『もっと車体を傾けていいよ。』と言われたのですが、これがけっこう怖いんですよ。自分では傾けているつもりでも、実際は全然傾いていなかったみたいです。

しっかり傾けないと曲がりきれなくなるため、注意が必要です。もういっそ転んでもいいからしっかり傾けようと思いやってみましたが、傾けた方が運転がスムーズで安定して行えました。

けっこう傾けてもバイクって転ばないんだな〜と実感できました。

だんたんと慣れてきてスラロームも安定して行えてきましたが、たまにギアが2速からNに入ってしまう事がありました。理由としては、左ステップに置く足の位置が前過ぎると力が入った時にギアを下げてしまう可能性があるため、左足の位置を少し後ろに下げると良いとの事でした。

ちなみにその日のスラロームのタイムは7.8秒で合格点は取れていましたが、まだまだ練習が必要そうです。

次は一本橋の練習です。

一本橋のポイントは

  1. 一本橋手前の停止線に対して垂直に止まる(ギアは1速)
  2. それなりの勢いをつけて橋に上がり、半クラとリアブレーキで調整しながら渡る
  3. 必要に応じてアクセル回す(回しすぎないように)
  4. 7秒以上で渡る

という感じでした。

言葉にすれば簡単ですが、実際にやるとこれがまた難しいんですよ。ちなみに僕の記念すべき最初の一本橋挑戦は橋に乗る事もできずに通り過ぎてしまいました。

何回かやってみましたが、まぁ橋に乗るのが下手でした。理由として発進が不安定すぎるのが原因です。僕の場合、発進してすぐに左足を上げてしまっていたため、スピードに乗る前からバランスが崩れてしまっていました。そこを修正するにあたり、左足の動きが大切になります。

発進する時に左足は地面についていると思います。バイクが動き出した時に左足で地面を蹴り出すイメージで進むと安定しやすかったです。

また、発進がゆっくりすぎるとふらつきやすいため、ある程度スピードを出して橋に乗った方が良いです(発進が安定している人なら大丈夫)。早めに乗った後に橋の上でゆっくり行けば問題ないと思います。

橋の上でバランスを保つ時に頭や身体を使うのではなくハンドルを切って調整した方が良いです。

例えば自転車に乗ってゆっくり走行する時に頭や身体でバランスを取るよりハンドルを細かく切って進んだ方がふらつきは少ないですよね。バイクの一本橋も同じ事が言えますので、ハンドルを切ってバランスを保つように意識して下さい!

一本橋初日は9秒くらい乗れていたそうなので、タイム的には大丈夫でした。

ちなみにスラロームも一本橋も【ニーグリップ】をする事がとても重要なポイントです。

ニーグリップって何?って思われる方もいらっしゃると思います。バイクに跨った時に両足の内側にバイクの燃料タンクがある状態になりますよね。この燃料タンクを両足で挟む事をニーグリップと言います。

ニーグリップをする事が下半身の安定に繋がり、バイクと身体を一体化させる事で、乗車時の安定性が向上します。


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3. 3〜4時間目の感想

課題が増えた3〜4時間目の実車教習でしたが、シンプルに下手だなと感じました。初めてだからという理由もありますが、基礎部分が不安定であるため課題も不安定になっているので、もっと精度を高めないとな〜と反省しました。

この日の教習が終わった後、教官から『足に筋肉痛は出ましたか?』と聞かれました。若干股関節内転筋群(太ももの内側)に重だるさがあるくらいでしたが、教官曰く、それではまだまだニーグリップが不十分との事でした。筋肉痛が出るくらいニーグリップしないといけないため、そのくらい意識して行う必要があると実感しました。

これからどんどん課題が増えていくので、早く慣れていきたいです。

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